【16万kmでも快調!】カローラアクシオの記録が教える、費用より大切な「長持ちの秘訣」
「中古で買った車、できるだけ長く乗りたいけど、結局お金がかかるんじゃないの?」
走行距離が10万kmを超えた中古車を前に、多くの人がそんな不安を抱くかもしれません。しかし、必ずしもそうとは限りません。この記事では、私が約16万km走行のカローラアクシオのメンテナンス記録を通して学んだ、本当に大切なことをお伝えします。
結論から言うと、車を長持ちさせる秘訣は、高額な修理費を払うことではなく、日々の「こまめな予防メンテナンス」にありました。
「壊れてから直す」では遅い:私の実体験
先日、私のカローラアクシオは走行距離11万kmを超えたあたりで、車検時にショックアブソーバーのオイル漏れが見つかりました。これは、乗り心地の悪化だけでなく、他の足回り部品への負担も増大させる可能性のあるトラブルです。
幸い、定期的な点検のおかげで早期に発見でき、約6.6万円の費用で修理を終えました。もしこれを放置していたら、もっと乗り心地が悪化したり、最悪の場合、他の部品も巻き込んでより高額な修理費が必要になっていたかもしれません。
この経験は、「何かが起きてから対処する」のではなく、「何かが起きる前に芽を摘む」ことの重要性を教えてくれました。
私が実践した「長持ちさせる」ための習慣
では、具体的に何をしてきたのか?私の7万kmの整備記録から、特に「これは効果があった」と感じる3つの習慣をご紹介します。
1. 5,000km~7,000km毎のエンジンオイル交換
車の血液とも言えるエンジンオイル。私は納車されてから、ほぼ5,000km~7,000kmのサイクルで交換を続けています。これにより、16万kmを超えた今でもエンジンは非常に静かでスムーズです。オイル交換は数千円でできますが、これを怠ると数万~数十万円のエンジン修理に繋がる可能性がある、最も費用対効果の高いメンテナンスです。
2. 年2回のタイヤ交換と空気圧チェック
札幌在住のため、夏タイヤと冬タイヤの交換が年2回必須です。この時、ただ交換するだけでなく、必ず空気圧のチェック、ブレーキ周りの目視点検も行います。タイヤの状態は燃費や安全性に直結しますし、プロの目で見てもらうことで、自分では気づけない異常の早期発見にも繋がります。
3. ブレーキ残量の定期確認
「キーキー」というブレーキの鳴きは、パッド交換のサインですが、そうなる前の点検が理想です。私は点検のたびに必ずブレーキパッドとシューの残量を確認してもらっています。これにより、交換が必要になるタイミングを予測でき、計画的に費用を準備することができます。
年間6.3万円の整備費は「消費」ではなく「投資」
私の年平均の整備費用、約6.3万円。この数字だけ見ると「やっぱりお金がかかるな」と思うかもしれません。しかし、私はこれを「消費」ではなく、未来の安全と安心を手に入れるための「投資」だと考えています。
この投資を続けてきたからこそ、致命的な故障なく、今日まで快適なカーライフを送れているのです。もしこの投資を怠っていたら、ある日突然、路上で立ち往生し、レッカー代と高額な修理費で数十万円が飛んでいく…なんてことになっていたかもしれません。
まとめ:車は、かけた愛情に応えてくれる
カローラアクシオは、決して特別な車ではありません。しかし、基本的なメンテナンスをこまめに続けてあげることで、16万kmという走行距離を感じさせないほど、元気に走り続けてくれています。
高価な車でなくても、日々のちょっとした気遣いと定期的な点検が、結果的に最も経済的で、豊かなカーライフに繋がるのだと、私のカローラアクシオが教えてくれました。
この記事が、あなたの愛車と少しでも長く付き合っていくためのヒントになれば幸いです。
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